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諸寄の海岸を見下ろす 「181系 はまかぜ」





1995. 8. 山陰本線 諸寄



兵庫県諸寄海水浴場。ここは高校2年の夏、サッカー部の旅行で訪れた想い出の地。
ここへ行くのにわざわざ京都から夜行列車「山陰」に乗車し、倉吉から折り返すという「鉄研」のような事をやっていた。今さらながら当時の仲間に感謝する。

この海水浴場を俯瞰できると知ったのは、それからかなり年月が過ぎた頃。そのうち行きたいなと思ってるうちに、撮影(光線のいい)時間帯に走る特急列車がなくなってしまいますます足が遠のいてしまった。

そんな中、1995年の夏臨を見ると海水浴臨でいい時間帯に運転があるではないか。これを逃す手はないという事で晴天の日を狙って出撃した。

午前中は、現在架け替え工事真っ盛りの余部橋梁で撮影。昼から諸寄に移動しセッティング。足場はそこそこ開けていたが、まわりの木々の枝が微妙な位置にある。ファインダーを外し枝が入らないようアングルを調整し、時を待つ。

やがてはるか遠方から2つのヘッドライト。長い時間列車が見えるのでビデオカメラでもいいななど思いながら、列車をホームまでひきつけてレリーズ。かねてからの夢を一つ達成できた。